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ファインネットワールドの軌跡 Vol.1

ファインネットワールド 2004〜2009年までの軌跡

ファインネットワールドの2人による、この対談セッションは、ファインネットワールドで発行しているプロコーチメールマガジンにて、4週にわたり、掲載いたしました。

このセッションの中で、私たちがどのような思いで、コーチングビジネスを進めてきたか、継続する中で見えてきたことなど・・・たっぷりお話させていただきました。

誌面の都合上、メールマガジンでは割愛した箇所も全て、このサイトで掲載いたしました。
Vol.5までございますが、最後までじっくりとお読みください。

ファシリテーター 川口武彦さんファシリテーター 川口武彦さん
 「相手の本質を見出し活かす」ことを目指して
 勉強を重ね、 タロットとコーチングを
 組み合わせる手法を見出す。

 社会人、独立、共同事業などの色々な経験と
 独特のまったりとした空気により、自然に
 会話が進み
 「スッキリした!」「癒されて元気をもらった!」 との声をよくいただく。

 → 公式サイトはこちらから  



ファインネットワールド 代表と福代表

存分に語りました!

    :赤木  広紀(ファインネットワールド 代表)

    :朝比奈 映未(ファインネットワールド 福代表)

対談セッション Vol.1


:このプロコーチメルマガ発刊当時、2004年の秋にメルマガ上で赤木さんのインタビューを掲載したのですね。

:はい。当時は、まだオフィスファインネットという個人事業で、
  パーソナルコーチングをメインにやってました。

  収入も、パーソナルコーチングによるものが、全体の9割以上を占めてましたね。


:パーソナルコーチングが一番盛んなときで、どれくらいのクライアントがいましたか?

:月30名以上です。時間でいうと、月間100時間はセッションをしてました。
  朝7時から夜11時まで、部屋に篭ってセッションしていたときもありましたね。


【ファインネットワールドが法人になった理由】


:ファインネットワールドという法人を作ったのは、もう少し後ですか?

:ええ、2006年の6月に設立しました。


:個人事業から、法人へとシフトした理由は何ですか?

:うーん、何だったっけ? 
  そうだ! 朝比奈が「法人にしたい」と言い出したのがきっかけです(笑)

:ははは(笑) そうそう。きちんとした理由はありますよ。
  やはり、「信頼」を得たかったんですね。

  2006年頃には、パーソナルコーチングだけでなく、セミナー事業も始めてました。
  パーソナルコーチングのお客さんは、紹介がメインだったので、何らかの形で「赤木」を
  知っている方と契約したんです。

  ただ、セミナー事業や、ソースセルフスタディキットという教材販売を始めると、ネットから
  私たちを全く知らない方からお申込み頂くことが増えました。

  中には、個人事業だと不安に思われた方もおられまして・・・。

:あぁ、そうだった、そうだった。思い出した。

:売上げ規模でいっても、そろそろいいかな・・・と思ったので、2005年くらいから、
  法人化への検討はしていました。

  2006年というタイミングで法人化に踏み切ったのは、その年の4月に法人設立に関する
  法律が変わったんですね。

:いわゆる、1円でも法人が作れるという。


:あぁ、アレですか。

:そう。それまでは有限会社にするのも300万円必要という、一種の「壁」が
  あったのですが、法律が変わったのと同時に、法人も作りやすくなったので
  そんな追い風を受けて、株)ファインネットワールドは産声を上げました。


【パーソナルコーチングからメンターコーチングへ】


:法人にした当初は、パーソナルコーチングがメインだったんですか?

:いや、2004年頃からすでに、NLPラーニングの山崎さんなどを招いて、
  セミナーをしてました。セミナー事業からの収益も、徐々に割合が増えてきてましたね。
  
  コーチング事業とあわせて、2本柱になりつつあったんです。


:法人にして、業務が急に拡大したというより、個人事業の頃からゆるやかに
  業務が拡大してきて、その流れで、法人にしたという感じでしょうか。

:そうですね。2004年頃には、パーソナルコーチとしての地位は確立していました。
  ただ、パーソナルコーチだと、どうしても時間の切り売りになりますよね。

:パーソナルコーチングの形態が、どうしても、労働集約型になります。
  ベタな話、収入を上げるには、単価×時間に比例する訳だから、1回当たりのセッション
  フィーを上げるか、クライアント数を増やすか(=時間を増やす)しかないんですね。
  
  でも、単価にしろ、時間数にしろ、その時々の「上限」は必ずあるんですね。
  

:あぁ、なるほど。

:正直、私一人が、がむしゃらにパーソナルコーチをやる必要ってあるのかなと、
  考え始めたのです。

  例えば、私1人では30人のクライアントが限界ですけど、
  10人のクライアントを持つコーチが10名いると、それだけで
  100人のクライアントが、コーチングの恩恵を受けられるじゃないですか。

  そのほうがコーチング自体も広がると思ったので、メンターコーチングにシフトし始めた
  のです。

:昔なら、赤木さん自身がコーチとして存在し、クライアントと関わると
  いう形でしたよね。
  それがより広げるという形で、コーチをコーチングするという違うステージに
  なりましたよね。

  パーソナルコーチから、メンターコーチに変わったことで、赤木さん自身のクライアント
  への接し方や考え方は変わりましたか?

:う・・・ん、そうですね。あんまり変わってないと思います。

  もともと、私がコーチになろうと決意したとき、今後のビジョンに「コーチのコーチになる」と
  紙に書いてたんですね。

  そのこと自体忘れてたのですが、何年か経って、その紙を見たとき驚きましたよ。 

  
:もともと、コーチのコーチを目指していたという訳ですか?

:そうだったようです(笑)


:コーチングは今や、認知度が上がってきましたよね。
  色々なコーチングのスタイルがある中で、赤木さんが伝えたいコーチングって何ですか?

:結局は、クライアントがどうなってほしいか、になると思います。
  私どもファインネットワールドのミッションというか、キャッチコピーでもありますが、

  「本来の自分に気づき、本来の人生を生きる」 これに尽きますよね。


【機械的なコーチングは嫌がられる】


:赤木さんはメンターコーチでもありますよね。
  赤木さんがコーチに求めるものは何ですか?

:コーチに対しても、全く同じです。
  「本来の自分に気づき・・・」、そんな生き方をしてほしいと願ってます。

  コーチに対しては、さらに一つ付け加えると。
  
  コーチングの習いたての場合は特にそうですが、
  「自分を、コーチという枠にはめよう」 とする傾向があります。

:いつも、コーチらしい振る舞いをしなくちゃいけない いつも話をじっくり
  聞かなきゃ、とか。
  私の場合は、習いたての頃、そんな風に自分を自制してました。
  しんどかったなぁ(笑)

:ただ、成功しているコーチに共通しているのは、「自分を表現しきっている」と
  いうことです。


:あぁ、コーチというと、相手の鏡になるというか、自分を出さないという
  イメージがあります。
  そこで自分を表現するというと、矛盾を感じるのですが?

:鋭い視点ですね(笑)

  もちろん、コーチングという時間は、相手の話を聞くというのが大前提です。
  だから、自分のことをたくさん話しなさい、アドバイスしなさいとか、そういうことは
  言いません。

  ただ、コーチを習ったばかりの人は、私もそうでしたが、とにかく習ったことだけを、
  忠実にやるんですよね。

  それは最初の段階では大事なんです。けれども、いつまでもそこに留まっていると、
  誰からコーチングを受けても同じという印象を与えるんですよ。


:あぁ、こんなときは、こういう質問をしてくるだろうな・・・とか。

:その人から、コーチングを受ける理由がないんですね。

:私どもも、コーチじゃない人から、「コーチと名乗る人に対する印象」を
  聞くことがあります。
  中には、あまり良い印象をお持ちじゃない方もおられるんですよね。

  で、踏み込んで話を聞いてみると、

  「(コーチと名乗る人は)誰と話しても、同じような感じ。
    うなづきながら聞いて、質問してくるみたいな。」

  「ちょっと教えて欲しかっただけなのに、”あなたはどう思うの?”と
   切り返された。で、渋々答えてみたら ”ほら、答えはあなたの中にあるでしょ”ってね」
   
  まるで溜まっていたものを出すように、語りだす人もいます。
  

:コーチングスクールか何かで習ってきたことを、そのまま返しているような
  雰囲気ですね。
  相手からしたら、受け取ってもらえていないような。

:そうそう(笑) 私も最初はやりましたので、非常によくわかります。

  ある異業種交流会で、自己紹介のあとに、スクールで学んだように、その場で
  コーチングのデモみたいなのをやった結果、「そう来ると思った」と、鼻で笑われたことも
  ありますよ。

:コーチングで学んだコミュニケーションを、機械的にやられると、最後には
  イヤがられますね。

:ある経営者の方から、こんな風に言われたことがありました。
  「コーチの人たちは、いわゆる”コーチ的な”コミュニケーションの人が多いけど、
   お二人は自然というか、普通ですね」

  普段は、コーチを意識せず、素のまま会話した方が、かえって心を開かれるかも
  しれませんね。


:朝比奈さんも、色々なコーチを見てきたと思いますが、朝比奈さんご自身は、
  こんなコーチが増えてほしいとか、そういうビジョンはありますか?

:私たちもコーチングというツールを通して、人としても成長していきたいと
  思っていますし、これからも、そうあり続けたいです。

  同じように、コーチという職業を通して、人間的・経済的も含めて成長を目指す仲間が
  増えればいいなと、本気で思っています。

  コーチングそのものはシンプルです。
  しかし、自分に投げかける質問のクオリティが上がるにつれ、出てくる答えも変わって
  いきます。
  その繰り返しの中で、人として、とても成長していける仕組みがあるんです。

  私もそうでしたが、周りのコーチを見渡しても、コーチングを学んでから、人としての
  輝きが増したり、人生が変わったという人をたくさん、たくさん見てきました。

:私も同じ意見で、本来、コーチングとはそういうものだと思っています。
  コーチングを受けることで、クライアントは成長しますが、それ以上にコーチが成長して
  いけるものだと。

  私自身はコーチングと出会ってから、人生に対する信頼感が増しました。
  そして、セッションを通して、人は本当に変わることができる、その現場に立ち会えた
  ときの喜びは、なにものにも代えがたいですね。

  
:今、感じたのは、赤木さんがやっているのは、コーチを増やすというだけ
  でなく、赤木さんが感じた、その”喜び”を多くの人にお裾分けしたいということでも
  あるのかなぁと思ったのですが。

:そうですね。まさに、お裾分けです。

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