
対談セッション Vol.2
【セミナー事業の始まり】
川:今までのお話で、事業を続けている中での「思い」をお伺いできました。
その思いを具現化するために、パーソナルコーチング以外にも事業が
広がっていったようですが、今の事業の柱は何か、改めてお聞かせください。
朝:一つ目の柱は、コーチングですね。これは長年にわたって契約している
パーソナルコーチやメンターコーチング、両方あわせてです。
あとは、セミナー事業が柱として大きくなってきています。
プロコーチカレッジのように、赤木が講師として話すのもありますが、
それ以外は講師をお招きして、私たちは主催という立場で関わっています。
川:例えば、どんな人を呼んでいるのですか?
朝:メインは株式会社NLPラーニングの代表でもあり、NLPトレーナーでも
ある山崎啓支さんです。
山崎さんは元々、赤木が以前勤めていた会社の先輩だったのです。
赤:数年前、山崎さんがNLPトレーナーとしても駆け出しの頃に行った、
NLPセミナーを朝比奈と二人で受講したのです。
今思えば、当時は講師としての実力は、かなり荒削りでしたが(笑)、
セミナーの内容自体は、コーチングを行う上で、非常に参考になるものだったのです。
それがご縁で、私たちが山崎さんを招いて「コーチングに活かすNLPセミナー」を
主催しました。
朝:それが、私たちのセミナー事業の始まりです。
赤:今でもそうですが、私たちがセミナー開催するときのベースとして
「コーチやコーチングに役立つかどうか」というのはあります。
2004年から05年にかけては、コーチ向けのセミナーをかなり開催しました。
アメリカからプロコーチを招いて、東京・大阪でワークショップを開催した
のも、2005年です。
もう少し身近なところでは、セミナーなどで前に立つ機会が多いコーチの
ために、プレゼンテーションセミナーを開催したり、ホームページ製作と
マーケティングのプロを招いて、セミナーしたこともあります。
朝:私たちが数年前から、全力を尽くして主催しているのが、
願望実現プログラムです。
山崎さんを講師にお招きして、主に2日間セミナーと5ヵ月コースを
開催しています。
川:願望実現プログラムも、コーチ向けですか?
朝:いえいえ、これはコーチ向けとは限定していません。
もちろん、コーチは「願望実現サポートのプロ」という側面もありますので、
コーチに役立つというのはありますが。
川:このコースは、毎年主催されてますよね?
赤:もともと、2005年に私たちが主催かつ参加者として、この
願望実現プログラム5ヵ月コースを受講したのです。
当初は、その年だけ主催する予定でした。
しかし、あまりにも自分たちの外側の成果と、内面的な変化が素晴らしく
起こったので、これは「継続しなくては」と思ったのです。
朝:人はそれぞれに生まれてきた目的があり、その人にしか成し遂げられない
ことがあり、それを実現することが、真の「願望実現」であると、私たちは
考えています。
そういう意味では、本来の自分で生きていきたい
その言葉にピンとくる人全てに、受けていただきたいセミナーです。
川:最初は、プロコーチへの支援という位置づけでセミナーを開催されてきた
のが、最近では、コーチという枠も広げて、色々な方向けにセミナーを
開催されているのですね。
朝:そうですね。
セミナー事業自体、ファインネットワールドの中でも、本当にボリュームが
大きくなってきてますね。
売り上げ比率の面や、私たち自身が注ぐエネルギーの大きさからいっても。
【セミナー集客は「みずもの」】
川:エネルギーの大きさというのは、具体的に言うと?
朝:ええっと、セミナーを開催している方なら分かると思うのですが、
結構、手間ヒマがかかるのですね。
赤:ははは、そうそう。
川:へぇ~、どんな風にですか?
朝:セミナーを開催している人同士で、よく話題になるのですが、
一番、エネルギーがかかるのは、やっぱり集客です。
川:あぁ~。
朝:みなさん、たゆまず努力してらっしゃると思うし、私たちも日々考えて
います。が、集客ってある意味、”みずもの”ですね。
ほとんど宣伝もしていないのに、あっという間に定員になるセミナーもあれば、
前回は大入り満員なのに、今回は「あれっ?? なぜだろう??」と
いうのもあります。
また、お招きする人自身は知名度もあり、集客力もある。だから安心かと
思えば、必ずしも、そうではない場合もあるんですよね~。
思ったほど、人が集まらないと、赤木さんとため息こぼしてますよ(笑)
赤:ほんと、ほんと(笑)。
朝:私どもは自分たちが講師もかねて開催するのは少なく、大半が外部から
講師を招いています。
自分たちが講師をするセミナーであれば、自分のプライドが傷つくだけで済み
ますよ(笑)
極端な話、赤字になっても、自分たちで責任が取れる範囲のことですから。
が、講師を招くとなるとそうはいきません。これは収益の面だけではない
です。お忙しい中をやりくりしていただき、当日のスケジュールもそうです
が、セミナーの準備や段取りの時間も頂戴していますから。
それで、講師が期待するほど参加者が集まらなかったとなると・・・
もちろん、参加者が少ないと責める講師はいませんよ。ただ、こちら側の
気持ちとして、申し訳ない思いでいっぱいになります。
また知名度の高い方となると、その方のブランディングにも影響してきます
からね・・・ほんと、胃が痛い思いを何度もしてきました(笑)
赤:朝比奈さん、語りますね(笑)
朝:あと、セミナーというと、どうしても”集客”だけに目がいきがちですが、
同じくらい大切なのが ”運営”なんですね。
川:運営って、例えばどんなことを指すのですか?
赤:運営って一言で言っても、やることの範囲が非常に広く、非常に細かいです。
朝:セミナーの申込受付、そして入金管理。セミナーの問い合わせに対する対応。
あとは会場予約や備品手配。当日の資料印刷、受付簿作成 などなど。
さらに細かいのまで挙げればキリが無いですが、運営の仕事は、きちんと
できて当たり前、ミスはクレームにつながるので、細心の注意が必要な
ところなんですよ。
川:確かにそうですね。
朝:例えば、入金したのに、何らかの見落としでその連絡が遅れたら、
申し込んで頂いた方は不安になりますよね。
ましてや、入金して頂いてたのに、催促メールを送ってしまった日には・・・
赤木に真っ青な顔で、怒鳴られたこともありますが(笑)、
まぁ、人間ですから、どうしてもミスは発生します。
大切なことは、2度と同じコトを繰り返さないようにする、そのために
ミス発生直後に仕組みを考えることとか。
最初から「私はミスをする」ことを念頭に、予防できる仕組みを
組んでおくことですかね。
赤:集客が「攻め」の売り上げなら、運営は「守り」の売り上げです。
せっかくお客さんをたくさん集めても、肝心の運営に穴が開いていたら、
そこからお客さんは逃げていきますよ。
【セミナー事業を継続するには】
川:色々と苦労はあったとしても、収益面で実りがあるから、今もなおセミナー
事業を続けておられると思います。
セミナー事業を単発で終わらせず、継続するために必要なことは
ありますか?
朝:そうですね・・・継続するための秘訣は、それは講演会CD
「人が集まるセミナーを開くには」で話していますね。
川:続きは、こちらのCDで、ということですか。
朝:ははは、そうではないんですが、って、宣伝っぽいですね。
CDでもお話してますが、やはり「人とのつながり」が大事ですね。
先ほど、ほとんど宣伝しなくてもワーッと集まったセミナーがあったとお伝え
しましたが、「たまたま」集客がうまくいったという訳ではありません。
そのセミナーの内容に興味を持っている人たちを、ある程度、事前に
分かっていたのと、その人たちと比較的濃いつながりがあったんですよ。
赤:集客というと、キャッチコピーとか告知文ばかりに目がいきがちです。
いや、もちろん、それらは大事です。でも、どれだけ、キレのいい告知文が
できても、いい講師を招いても、自分たちのつながりの薄いところでは、
難しいですね。
「こんな面白い人を呼ぶけど、参加しない?」「あぁ、行く行くぅ」と
いう人が、10人もいれば、それだけでセミナーは成り立つのですよね。
川:セミナーを一度開催してみたけど、思ったように人が集まらず、辞めて
しまうという話は、よく聞きますよね。
赤:継続してセミナーを提供している人を見ていると、やはりコアなファンが
いて、それと同時に新しいファンも入ってくる仕組みや仕掛けを作って
おられますよね。
例えば、定期的に本を出版したりとか。
【自分が全てを行う必要はない】
川:先ほど、自分たちはあまり講師をやらず、講師をお招きする方だとおっしゃって
ましたよね。
僕からみたら、赤木さんもどんどん講師をやればいいのに・・と思うのですが
それは何か理由があるのですか?
赤:うーん、そうですね。
例えば、私がNLPをみっちり学んで、トレーナーとして活躍する道もあったと思います。
だけど、それでは時間も労力もかかるのですね。
今、NLPの知識を求めている人には、お届けできません。
また、すでに10年以上かけてNLP他、色々なことを学ばれてきた山崎さんの方が、
はるかに素晴らしいものを提供できる訳です。
もともとの私の性質として、「自分が全てを行う必要はない」というのがあります。
そういう背景があって、自分が行うより、他人が行った方が素晴らしいものが提供できると
思えば、そちらを選択しているのです。
| ← 前のページへ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 次のページへ → |
↓ この対談セッションが掲載された メールマガジンです ↓
【延べ登録者数1200名以上】 プロコーチのための情報満載! ~プロコーチメールマガジン~
すでにプロコーチとして活動しているひと そして これから プロコーチを目指すひとに対してお役に立プロコーチを目指す人、プロコーチとして活動している人のために、お役に立つ情報を提供するメールマガジンです。
すでにプロコーチとして成功した方へのインタビュー、コーチングを専門分野に活かしている方々へのインタビューの他、毎年北米で開催されるICF国際大会レポートなどを掲載しております。
登録は無料です。現在までに1200人以上の方が登録くださいました。
バックナンバーも全て御覧いただけます。



