
対談セッション Vol.4
【そして、プロコーチカレッジを継続しない理由】
川:えーっ、何故ですか?
朝:いつまでも、赤木が続ける理由が見つからないんですね。
川:??
朝:赤木が講師として、プロコーチとしての経験やノウハウをシェアする場なの
ですが、年月を重ねるにつれ、陳腐化する恐れはあります。
もちろん、継続する中で、セミナーとしては洗練したものを提供できる
かもしれません。
しかし、このセミナーは講師という立場を取っているので、お伝えするものは、
赤木の経験や世界観を超えたものはできにくいと、私は考えてます。
私たちは、真に活躍するコーチを育成し、サポートしていきたいのです。
赤木が教え続ける道をとるよりも、プロコーチカレッジを卒業した人が、
そこで学んだ智慧と彼ら自身の智慧を付け加えて、新たに後進に伝えていく
今度は、それをサポートしたいなと思っています。
赤:私の愛読書は「かもめのジョナサン」なんです。
主人公のかもめのジョナサンは、自分の得たものを後進に分かち合って、
自分は次のステージに進んでいくんです。弟子に囲まれたグルになるんでは
ないんですね(笑)
朝:最初の思いを忘れて、継続することが目的になるということは、よくあり
ます。
人生と同じで、限りがあると思うからこそ、こちらもより真剣な思いで
関わることが出来ますし。
川:今後、どういうことをやっていきたいか、教えてもらえますか?
朝:もし、セミナーという形であるなら、講師が生徒を教えるというスタイル
ではない、新しいスタイルのものを創っていきたいなと思っています。
講師が生徒に教えるというスタイルは、どうしても講師が答えを持っていて
生徒が教わるという形になりますよね。
その立場で、講師を続けていくなら、自分はどんどんインプットを続けな
ければいけないし、それでは、講師が伝えようとする”知”であるとか、
講師の世界観以上のものは、得られにくいと思うのです。
たくさんの方をみて思うのですが、講師だけでなく、受講生それぞれが
素晴らしいコンテンツをお持ちです。
その場に集まった人たちが触発しあって、自分たちも思いも寄らなかった
考えや、学び、新しい”知”が生き物のように産まれる場が出来たら
いいなーと、本気で思っています。
赤:要は、講師と生徒という形で固まってしまうのに、違和感を感じていた
わけですよ。
川:講師が生徒に教えるというのは、ビジネスモデルとしては既に、確立
されてますよね。
朝:ええ。今の学校教育でもそうですし。ただ、その枠を超えたものを創って
みたいなと。
もちろん、講師が生徒に教えるという形を否定している訳ではありません。
それによって学べることもありますし、私たちも今後も必要に応じて、
そのスタイルを選択するでしょう。
ただ、それと同時に新しいスタイルを模索していけたらと。
赤:コーチング自体がそうなんですね。コーチングのスタイルといっても、
決まったものではなく、柔軟なもので、まだまだ発展途上です。
教義を教え続けようと思えば思うほど、その教義は古くなってしまう。
今の時代の流れに逆行している感じがします。
朝:私が熱く語っていたことも、これから事業としてやっていけたらと思うこと
でして、まだ何も形にはなってないのですが。
川:最初にお伺いした ファインネットワールドとしての思いがあり、それは
その時々で微妙に変化し、その変化に対応した事業をやっていくという感じ
でしょうか。
赤:そうですね。
【コーチングビジネスを続けていく中で見えてきたこと】
川:今、お話いただいた”新しいセミナーの形”は、やっていく中で、見えてきたこと
ですよね?
それ以外に、例えば、コーチングビジネスを続けていく中で、見えてきたことや
変化してきたことを教えてください。
朝:2004年当時と今で変わったこと、2つあります。
一つは、インターネットを積極的に活用したこと。
今ではサイトを4つも運営してますし、メルマガも発行しています。
もう一つは、外部の方々に積極的に協力いただくようになったことです。
具体的には、法人になってからですが、税理士さんに顧問になって頂いたり、
サイト製作も、プロの方にかなりお任せするようになりました。
川:外部の方にお願いするようになったきっかけとか、理由はありますか?
朝:やはり自分たちの得意なところに、専念していきたいと思ったからです。
日々の記帳も、最初は私がちょっとやってみたのです。会計の勉強もかねて。
でも、1ヶ月くらいで続かなかったですね(笑)
赤:私は簿記3級の資格を持っているので、日々の記帳くらいなら出来ます。
ただ、好きでも得意でもないし、ましてや本来の仕事ではありません。
今は、プロにお任せしています。
朝:自分たちがやった方が時間的にも、収入的にも見合うものであれば、今でも
やってますよ。
逆に、その業務を行う時間やエネルギーを注ぐ割に、収入だけでなく、精神的な喜びとか
そういう見返りが無ければ、外部のプロの投資することを、今は選んでいます。
赤:そうそう。そこに投資できるようになったよね。
川:あぁ、そこに投資できるようになるまでは、何でも自分でやる必要はあるかも
しれませんが。ある程度、収入も増え、規模も大きくなったら、より自分を
活かせるところに集中して、得意な人に任せる方が広がりますよね。
赤:逆に言うと、そこに投資をしなければ、大きくならないんですね。
朝:そうそう。
【サイト製作 ~ お金をとるか?時間をとるか?】
赤:お金がそんなに無い時代でも、外部に投資していく、それが結果的に収入が
増えたり、発展することにつながっていきますね。
朝:特に、サイトはそうですね。サイト製作は、かけた金額と、こちらの作業量が
キレイなほど反比例するんです。
川:どういうことですか?
朝:つまり、私のような素人が経費節約で、自分でサイトを一から作ったとしましょう。
まずは、製作ソフト操作方法やタグなど、サイト製作の作り方を学ぶところから
始めます。
本を片手に試行錯誤しながら、作っていく訳ですが。
確かに費用は節約できますが、そこに膨大な時間がかかります。
その割に、デザインは「素人くささ」の域を超えないですよね。
赤:だったら、プロにお任せした方がいいと判断した訳です。
朝:もっとも、プロにお任せしたら、全てが解決するって訳にはいかないのですが。
要は、どこまでプロにやって頂けるかで、かけるお金と依頼側、つまり私たちの
作業量が変わります。
よくあるのは、プロにはデザインだけでお任せする場合。
文章やサイトに使う写真を自前で用意するならば、製作費用は抑えられます。
その分の作業を私たちが担うわけですから、それなりに時間がかかります。
サイト製作会社によっては、デザインだけでなく、文章も製作し、サイトに使う写真も
撮影してくれて、イラストも書いてくれる、ホント全てを丸投げできるところも
ありますよ。
引越しサービスで言うと、らくらくパックのようなものなのですが、そこまでして頂くと
費用はかなりかかります。知り合いの会社では、数百万円で提供していると
言ってました。
なので、もし外部の方にサイト製作を依頼するのなら、自分がどこまで費用をかけられる
のか、どこまで自前でやるのかを、事前に考えておいた方がいいですね。
赤:今言ったのは、あくまでも自分で一からサイトを外部のプロに製作依頼する場合だよね?
朝:そうそう。今はブログ感覚で、サイトを製作できるサービスも多数見かけます。
デザインのテンプレートが予め決まっているので、一から設計するのに対し、
自由度は低いです。
が、費用は数万円から十数万円くらいのサービスが主流のようなので、そういうのも検討
されてもいいかもしれません。
赤:彼女がディレクターのように、サイト製作のプロと折衝してくれているので、
私は殆どノータッチです。朝比奈の要望に、ダメ出しするくらいでしょうか(笑)
【ケチとドケチのバトル勃発!】
川:どんなときに、ダメ出しするのですか?
朝:稟議を通すときですね(笑)
私たち二人とも、ケチなんですが、その中でもケチ(朝比奈)と、ドケチ(赤木)に
分かれる訳です。で、ケチなはずの私が、「アレしたいから、お金出して」と
社長に直談判するんですが、大抵一度はハネ返されるんです。
赤:かけた費用に対して、どれくらいリターンが見込めるか、はっきり言いなさいと。
朝:女性は数字で説明するのが苦手とよく言われますが、私も苦手です。
「いいやん、何とかいけるって!」と、エイヤで押し切ろうとして、
バトルが勃発するのが常ですわ。
赤:ま、数字できちんと説明できなくても、それならイイだろうとOK出すこともありますよ。
朝:2004年からサイトを強化したのですが、元々私が言い出したのです。
「サイトからコーチングを申し込む人ってどれだけいるの?」と、赤木も渋々だったし
周りのコーチからも、「そんなん無駄じゃない?」と言われてたのですが
私自身はサイトに将来性を感じ、「絶対に必要だ!」と押し切ったのです。
赤:一体、どれだけお金を費やすつもりか・・・と呆れてみてました。
朝:私自身、どれだけ収益が見込めるか分からなかったのですが、結果としては
功を奏したのです。今は色々な意味で、サイト経由での売り上げがかなりを
占めています。
サイトだけでなく、インターネットが無くなったら、事業として成り立たないといっても
過言ではありません。
赤:サイトに関しては、今では感謝してますよ(笑)
自分たちを知ってもらうツールがあるのは、大きいですよね。
川:事業を発展させていく通過儀礼としては、サイトも欲しいところですね。
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