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Akagi Log プロコーチ養成コーチ 赤木広紀のコラム&エッセイ

コーチングセッションを磨くには(1)

普段、私はメンターコーチング、つまり、コーチのコーチをしています。

その一環として、スーパービジョンといって、コーチであるクライアントさんが
その方のクライアントにコーチングしたセッションを聞いて、フィードバックする
ということをしています。(もちろん、先方にちゃんと許可をもらって)

そのスーパービジョンから気づいたことをいくつか書いてみます。

 
 

1)素朴な質問が効果的

コーチングでは最初にクライアントに

「今日、話したいことは何ですか?」と尋ねます。

クライアントは、ある程度考えてはくるのですが、
まとまっていない場合もよくあります。

その場合、とにかく何かを言わなければと、話し始めます。

これは、本当に話したいことが出てくる前段階のようなもので、
料理でいうと前菜のようなもの。

メインディッシュはそのあとに控えているといってもいいでしょう。

ところが、この前菜がメインディッシュだと思って、
いきなり突っ込んでコーチングを始めると、

クライアントも、「本当に話したいこととはちょっと違うんだけどな・・」

という気持ちになりながら、コーチングを受けることになるので、
感情面でも、具体的なセッションからの成果という点でも
満足度の低いものとなってしまいます。


このメカニズムがわかってくると、

コーチは、クライアントが最初に出してきたテーマ、話に飛びついて
いきなりコーチングを始めるということは減ってきます。


そして、そのかわりに

「そのことを話したいと思ったのはどうしてですか?」とか、
「そのテーマを扱うことで、あなたはどうなっていたいですか?」、

と聞くことで、

前菜の奥にあるメインディッシュが姿を表してきます。


素朴な質問が効果的と書きましたが、

小さい子供は「何で空は青いの?」といった大人が当たり前だと
思っていることを素朴に聞いてきます。


クライアントがテーマを出すと、
「ではどうやっていきますか?」とか「何があればいいですか?」というように
テーマの中身に入っていく質問をすぐにしてしまいがちですが、

ちょっと一息ついて、
小さい子供のような気持ちで、テーマそのものについて、
素朴に「どうしてそのテーマなの?」と聞いてみるのもいいかもしれませんね。

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