3月に東京で、4月最初に大阪で、久しぶりに人前でお話しする機会がありました。
どちらとも、一方的に私から話すだけでなく、参加者からの質問に答える双方向のやりとりをする機会を持ちながら進めていきました。
そこで出た質問と、時間の関係で答え切れなかった質問について、このエッセイでお答えしていきます。(Q:質問者 A:赤木)
Q.私はプロコーチを目指して動き始めたところなんですが、そういった初心者に向けて、
赤木さんからアドバイスやメッセージがあれば、ぜひお聞かせください。
A.結論から言うと、まずは自分がコーチであるということを世の中に宣言してください。
「旗を立てる」という表現がありますが、「私はコーチです」という旗を、他の人から
見えるように立てるということです。
具体的には、これまであなたが出会った人に、メールでも手紙でも、はがきでもいい
ので、「私はコーチです」ということを伝えてください。
そして、自分を表現するために、目に見えるツールを作ります。
名刺やパンフレット、小冊子やホームページ、メルマガ、ブログなど、最近では簡単に
自分のことを伝えられるツールがあります。
こういった目に見えるツールを作ろうとすると、自分の何を表現するのかを、必然的に
考えるようになります。
そのために、自分の内面を良く見て、自己理解を深めていってください。
このように順番としては、
宣言する → 深める ということになります。
十分深めてから宣言しようと思うと、人によっては、完璧主義の罠に陥ってしまって、
永遠に「自分はコーチ」であると宣言できません。
自己理解を深めていくことはもちろん大切です。
しかし、これは終わりのない作業なので、まずは宣言すること、「旗を立てる」ということ
からやってみてください。
Q.自分で営業せずとも、クライアントが自然と来る状況をつくりたいと思うのですが、
今までの経験から気づいたことがあったら教えてください。
A.自然にクライアントがやって来る状態をいかに作るか、ということですが、
あなたのことを応援してくれる人をいかに増やすかが大事だと思います。
そのためには、応援され上手な人にいかになるかということです。
自分ひとりで頑張ろうとするとうまくいきません。頑張るのではなく、応援を受け取るという
メンタリティを持つことがポイントになります。
そして、応援を気持ちよく受け取るだけでなく、自分が他の人を応援するかも大切です。
クライアントが紹介や口コミであなたのところにやってくるためには、
あなた発のネットワークやコミュニティをつくるのが効果的です。
そこで出会った人たちを応援していけばいくほど、自分も応援されるということを、
プロコーチとして活躍している人の姿から教えてもらいました。
クライアント候補と出会えるような場を作っていくと同時に、応援を受け取る・応援する
というメンタリティを持つ。
この両方が大切だということが、これまでの経験を通して気づいたことです。
Q.自分にコーチをつけるとしたら、どんなコーチを選べばいいでしょうか?
(自分の目指すコーチと同じタイプ? 自分にないものを持っている方?)
A.どちらのコーチであったとしても、あなたの成長をサポートしてくれるでしょう。
自分の目指すコーチと同じタイプなら、「自分もできる!」という可能性を示し、
勇気付けられるでしょう。また、モデリングもしやすいでしょう。
自分にないものを持っている方なら、自分の気づかない枠に気づかせてくれ、
視野を広げ、新しい体験に導いてくれるかもしれません。
大切なことは、あなたがコーチングを受ける目的です。
その目的にあっているかどうかを考えてみてください。
また、相性というものも、思った以上に大切です。
「このコーチから、コーチングを受けたらどんな自分になるだろうか?」
その問いを自分に投げかけてみて、出てきたイメージと直感を大切に選んでみて
ください。
ご質問くださった方、ありがとうございました。
これ以外にも、たくさんの質問をいただきましたので、次回も紹介していきます。
※このコラムは2007年4月掲載分です

