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コーチとして飛躍するときって? その2

前回の最後に、皆さんに質問させていただきました。

さて、その答えとは・・・

答は、「早く動こうと考えるな 早いと知れ」 でした。
 (英語では "Don't think you are. Know you are" )

これは、モーフィアスが武術の訓練プログラムの中で、ネオと闘うときに言ったセリフです。

この意味を悟ったネオは、拳を繰り出すスピードが格段にアップし、一方的にやられていたモーフィアスを逆に追い詰めたのでした。

さて、このことがクライアント獲得と どう関係しているのでしょうか?

 「どうしたらクライアントが増えるでしょうか?」と尋ねる方がいます。

このとき、まさに「早く動こうと考えている」ネオと同じ状態になっています。
ネオが「早く動こう」と考えているときというのは、もう少し詳しく言うと、 「(自分は早く動けない、だから)早く動こう」ということなのです。

自分は早く動けないというセルフイメージを持っているときのネオは、そのとおりの現実を作るので、どうやってもモーフィアスにかなわないのです。

話をもとに戻しましょう。

 「どうしたらクライアントが増えるでしょうか?」と考えているときというのは、
「(私はクライアントが増えないのですが)どうしたら、クライアントが増えるでしょうか?」という状態、

つまり、「私はクライアントが増えない」というセルフイメージを無意識に持っているのです。
 
この「無力感」からくるセルフイメージを持っていることに気づきさえすれば、そのあとのセッションは、非常に簡単に進みます。

人によっては、ネオのごとく、あっという間にクライアントを増やします。

つまり、本当の課題とは、方法や手段ではなく、「セルフイメージ」だったのです。

このセルフイメージは、ほとんどの場合、意識されていません。
もちろん、気づくだけでは変わらないという意見もあるでしょう。

けれども、無意識の状態にあるときは、まったくコントロールできないのに対して、一度気づくことができれば、少しずつでも変化させることはできるのです。

クライアントが無意識に持っているセルフイメージを言語化して、意識できるようにサポートする。

これが、コーチの大切な役割の一つではないでしょうか。

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