「東大に合格する人は、東大合格をゴールにしない」
願望実現2DAYエッセンスセミナーの中で、講師の山崎さんが言った言葉です。
それは何故なのでしょうか?
実はここに、潜在意識を味方につける コツが隠されています。
クライアントに目標を尋ねたとしても、よほど 潜在意識や脳の仕組みを熟知した方でないと、最初から効果的な目標を設定することは、ほとんどありません。
ですので、コーチがある程度、潜在意識や脳についての理解を深め、質問によってリードする必要があると言えましょう。
これから2回にわたり、クライアントの願望実現に、より有効な質問の仕方をお伝えしたいと思います。
例えばあなたのクライアントが、講演や何かの集会で、近々人前で話をしなければならない。
どうにか成功させたい、ということを、テーマにしたとしましょう。
講演会を成功させるために どうしたらいいか? と尋ねると、
「人前で話すときに、緊張しないように話したい。」
そう 口にするかもしれません。
果たして、この目標の立て方は、うまく機能するでしょうか?
100%とは言いませんが、うまくいかない場合の方が多いでしょう。
なぜなら・・・ここで、軽くワークをしましょう。
では、お願いがあります。
北極の白クマをイメージしないで下さい。
あのカワイイ 白熊を決してイメージしないで下さい。
いかがでしたでしょうか?
頭の片隅にも、白クマをイメージしなかった方は、恐らくいないでしょう。
北極の白クマをイメージして下さい そう お伝えしても、あるいは、イメージしないで下さいと お伝えしても、白クマが頭に浮かぶことには変わりありません。
ここで、このワークをした理由は、潜在意識の仕組みをお伝えしたかったからです。
私たちが言葉を発するとき、潜在意識は肯定/否定の区別がつかず、対象そのものを認知します。
緊張する と 緊張しない は、顕在意識では区別がつきますが、潜在意識には区別がつきません。
「緊張」という言葉が入った地点で、潜在意識ではその状態を感じとってしまうのです。
ですので、まず第一として、自分が創りだしたくない状態を、肯定・否定に関わらず、言葉にしない方が、潜在意識を味方につけるためには重要です。
「緊張せずに、人前で話したい」といったクライアントが、その目標をこんな表現に変えてみたとしましょう。
「人前で堂々と話せるようにしたい」
表現がポシティブに変わりましたよね。
が、この目標設定の仕方では、残念ながら潜在意識は、まだ味方してくれないかもしれません。
それは、何故でしょうか?

