中断していた、連続エッセイ「プロコーチへの道のりには何があるのか」の続きです。
プロコーチへの道のりを4つの段階(プロコーチ以前、プロコーチ初期、プロコーチ中期、プロコーチ後期)に分けて、それぞれの 段階でどんな課題があらわれるのか、何に力を注ぐことで次の段階に進むのかといったことを書いています。
前回は、プロコーチ初期の段階までお伝えしました。
※過去の記事は、プロコーチコラムに掲載しています。
・プロコーチへの道のりには何があるのか その1
・プロコーチへの道のりには何があるのか その2
・プロコーチへの道のりには何があるのか その3
・プロコーチへの道のりには何があるのか その4
・プロコーチへの道のりには何があるのか その5
それでは、今回からプロコーチ中期についてお伝えしていきます。
前回まで掲載した「プロコーチ初期」のキーワードは「成長」「開始」。
季節に例えると、これから芽が出る「春」。
プロコーチ初期のテーマは、「クライアントを増やす」ことでした。
それに対して、今回の「プロコーチ中期」のキーワードは「開花」「発展」。
季節に例えると、鮮やかに花が咲く「夏」。
そして、このプロコーチ中期のテーマは、「クライアントを維持する」です。
プロコーチ初期のときは、クライアントを増やすためには、自らが声をかけて、一人ずつクライアントになってもらっていたのが、
この中期の段階に入ると、実績もついてくるので、継続して受けてくれるクライアントも増え、新しいクライアントを紹介してくれる人もあらわれてきます。
また、コーチ業界内での知名度も高まり、コーチングを習い始めた人が、クライアントになることもあります。
クライアント数は月に10人~30人ぐらいで、ほぼ100%有料でコーチングするようになります。
自分自身が、この中期の段階に入ったかどうかを知る簡単な基準があります。
それは、
「クライアントの増減に一喜一憂しなくなったかどうか」
ということです。
プロコーチ初期の段階で何度もクライアントの増減を体験し、精神的に強くなっています。
クライアントが増えることは花が咲くようなもので、クライアントが減ることは、葉っぱが落ちるようなものと、どちらも自然な営みとして捉えることができるようになります。
昔は、新しいクライアントが増えたらとても喜んでいたのが、今はそれほど大喜びしなくなったという人もいるかもしれません。
それはきっと、感情の波が大きな感動から、だんだん静かな感謝の気持ちへと変わっていったということでしょう。
プロコーチ初期と中期の違いは、コーチのメンタル面の変化だけではなく、クライアントの質にも変化があらわれます。
次回は、このクライアントの質がどのように変化していくのかをお伝えします。

