プロコーチ中期(1)、プロコーチ中期(2)に引き続き、プロコーチ中期についてお伝えしていきます。
前回は、どんなクライアントをコーチングしていきたいのかが、プロコーチ初期の頃と比べて、より鮮明になってくるとお伝えしました。
そして、今回はこのプロコーチ中期に特有の課題についてお伝えしていきます。
プロコーチ中期(1)でもお話しましたが、この時期は、
・実績もつき、継続クライアントも増え、新規クライアントを紹介してくれる
人もあらわれてきます。
・コーチ業界内での知名度も高まり、「あなたのようなコーチになりたい」と
コーチングを習い始めた人から依頼を受けることもあります。
・クライアント数は月に10人~30人ぐらいで、ほぼ100%有料で
コーチングするようになります。
・さらに、コーチングセミナーや企業研修の依頼もやってきます。
もちろん、クライアントの増減はありますが、それに一喜一憂することは、もうなくなります。
このように、プロコーチとして生計を立てることも出来るようになり、傍から見ると順調そのものに見えます。
こう書くと、課題などないように思いませんか?
いえ、実はこういうときこそ、表にあらわれていないところに課題が潜んでいるのです。
一見、順調に見えるときが続くと、ある問いかけが内側から聞こえてくるようになります。
それは、
「このままでいいのか?」
という声です。
これは「順調なことは続かない」とか、「良いことの後には悪いことが起きる」といった不安や恐れからくる声ではなく、ただ純粋に内側から響いてくる小さなささやきです。
そう、この声は、あなたに変化を促す声なのです。
ただ、この声はとても小さいので、聞こえてきたとしても
「いいじゃないか、今うまくいっているんだし」「いいんだよ、このままで」
と自分でその小さな声を簡単に打ち消すことができます。
そうすると、一瞬、その小さな声は聞こえなくなります。
しかし、この小さな声は消えたわけではありません。ただ、あなたが耳を傾けなくなっただけなのです。
そうすると、その声は、だんだん大きな声となって頻繁に、あなたにメッセージを送ってきます。
このメッセージに素直に耳を傾け、次のステージに移ることを決めたなら、実は、何も課題は発生しません。
そうです。
本来ならスムーズに次のステージに移行できるのに、この順調に見える時期にとどまろう、あるいは、しがみつこうとすることで、課題が生じるのです。
具体的な課題は人それぞれですが、課題に共通するテーマは、「いかに執着に気づくか」ということです。
自分がどんなことに執着しているかということを純粋に認めることが出来たとき、その執着を手放すことができます。
もっというなら、執着を手放してもいいし、握っていてもいいし、というどちらでもOKなんだという自由な状態になるということです。
この状態を実感したとき、次のステージへの一歩を踏み出したことになります。
次は、プロコーチ後期についてお伝えしていきましょう

