実は、コーチングビジネスの7つのカタチは、プロコーチ後期に特有のもの
ではありません。
プロコーチとして活動を始めたばかりの頃でも、セミナーを開いたり、
講演をしたり、他のコーチをコーチしたりということもあるでしょう。
一見すると、同じように見えます。
では一体、何が違うのでしょうか?
それは、「自分のため」か、それとも「自分を越えたもののため」かの違い
です。
「自分のため」とは、自分のクライアントを増やしたい、自分の売り上げを
上げたい、といった気持ちが強い状態です。
利己的な動機といってもいいかもしれません。
誤解してほしくないのは、こういう動機が悪いことでも間違っていることでも
ないということです。
むしろ、プロコーチとして活動をしていこうというときは、こういう動機が
なければ、結果はなかなか出ないでしょう。
しかし、ある程度、クライアントが増え、安定した状態になると、
「自分のため」という動機だけでは、前に進まなくなってきます。
その状態を越えるときというのは、動機そのものが変化します。
まるでガソリン車が、ハイブリッド車になるようなものです。
自分で言うのもなんですが、この喩えはいい喩えだと思います(笑)
今までガソリンで動いていた車が、いきなり電気自動車に変わるというより
ガソリンと電気の両方で動く車、ハイブリッド車にまずは移行する。
つまり、「自分のため」から、いきなり「自分を越えたもののため」に
ポーンと移るのではなく、少しずつ「自分を越えたもののため」の割合が
増えていくように思うのです。
プロコーチ中期までは、この割合、つまり「自分のため」と「自分を越えた
もののため」の割合は、
「自分のため」>「自分を越えたもののため」
という状態でした。
プロコーチ初期や中期のときでも、「自分を越えたもののため」という気持ち
がまったくないわけではなく、割合としては「自分のため」という気持ちが
強かったといってもいいでしょう。
それが、1%でも多く、
「自分のため」<「自分を越えたもののため」
となったとき、プロコーチ後期という状態に入ったと言えるのではと思います。
次回は、他にどんな内面の変化が現れるかをお伝えしていきます。

