朝比奈です。
2009年夏頃から準備を始めていた ファインネットワールドの新教材。
ここへきて、白紙撤回の可能性が濃厚になってきました。
赤木の10年間の経験や体得した知恵を分かちあいたい、その出発点に揺るぎはありません。
が、教材という形で体系的にまとめ上げるのが、こんなに難しいとは・・・着手した当初は考えもしませんでした。
一番のネックは、言葉に出来ない「知」を、どうやってお伝えするかでした。
今まで、私どもがリリースした教材は、主にマーケティング的なものであったり、導入セッションの進め方といった、ガイド的なものでした。
それに対して、今回はコーチングの哲学や人間観まで踏み込んだものとなります。非常に微細で、微妙なニュアンスが、書き言葉ではどうしても表現しきれませんでした。
完璧を目指さず、まずはリリースしていこう。
その後でも、修正は出来るのだから・・・・と、私は赤木に提案してみました。
だけど、彼は首を縦にふりませんでした。
もう、いいか・・・
私はかろうじて持ち続けていた手綱を、手放そうとしました。
その時です。ふっと視点が別のところに行きました。
「なぜ、”紙”の教材にこだわっているのだろう・・・」
そして
「”紙”でなくてはいけない理由って、果たしてあるのかな・・」
確かに、セミナーという形では時間的・場所的制約があり、受講する人も限られてきます。
ならば、教材という形で・・・と考えましたのだが、それしか選択肢はないのでしょうか。
私は、赤木の顔を見上げました。
「Onlineで、やってみるのはどう?」
「えっ!?」
「紙の教材ではなく、スカイプを使ったオンラインコースなら、自宅ででも学べるやん。
それなら、あなたと受講生が双方向にコミュニケーション取りながら進めていけるし。
その方が、あなたらしいし、私たちらしいじゃん」
「そうだな・・・!」
オンラインだったら、こんなことやってみよう、ああいうことも出来るよね~とブレストを始めた私たち。
沈みがちだった赤木のエネルギーが、V字回復してきました。
「僕はもともと、話す方が得意。しかも自分から一方的に話すよりも
受講生から質問受けながらの方が、自分でも普段気付かなかったことが出てくる。」
「今までのような集合セミナーもいいけど、日程の都合で参加できない人も、
オンラインセミナーならわざわざ出向かなくても、学ぶことが出来るなぁ」
そうなんです。
今まで集合研修という形で、プロコーチカレッジを開催してきましたが、全日程参加できない、子育て中で通えない、金額的にも・・・という声を聞いて、今回の教材づくりを思い至ったのでした。
ただ、それらの条件を満たすのは、「紙」の教材だけでしょうか。
赤木は書くより話す方が、エネルギーが出せるのは、私が一番よく知っています。
また、予め用意した知識をパーフェクトに語るよりも、受講生からの質問によって、「暗黙知」が引き出される、その瞬間に立ち会える方が彼も私も、ワクワクします。
彼のやりやすいやり方で、かつ、受講生にとっても、場所の制約を受けなくて済むのであれば・・・
私たちにとっては、オンラインコースが一番最適かもしれません。
それなら、全国どこからも受講することが出来ますし、受講費も集合セミナーよりは安い設定が可能です。
「それで行こう!」
こだわりが取れて、次に進むエネルギーに満ち溢れてきました。
ということで、プロコーチ10年の経験や知識をお伝えする、オンラインコースを開催することへと方向転換しました。
現在、着実に準備を進めています。
このブログ名も、次回からは「教材製作ブログ」から
ブログ:オンラインコースが出来るまで、に変わります。

